歯周病を未然に防ぐ!予防歯科とは?

エナメル質を守りましょう

最近では子供にも増えてきている歯周病。あまりひどくない人もふくめて日本での患者数は9000万人ちかくにものぼると言われています。
歯周病の原因は、虫歯と同じように口のなかに住んでいる細菌です。
食事後の歯みがきは大切ですが、時間がないときにはあせってどうしても手早く済ませてしまうもの。でも、表面的に見てきれいに磨けているように見えても、歯についた歯垢や細菌はうまく落とせていないことがよくあります。そんなときには歯垢染色剤を使って、いちど自分がどの程度によく歯を磨けているのか確かめてみることをお勧めします。自分が磨き残しやすい部分もこれでよく分かるでしょう。
さて、エナメル質ですが、これは歯のもっとも外側の部分にあたります。カルシウムの化合物を主な材料にしてできているのですが、この部分はとても硬く、そして割れやすく、ちょうど卵の殻のような状態のものだと考えてください。この部分のケアをしっかりしないと、エナメル質の内側はとてもやわらかいので急速に歯が傷んでしまう原因になります。
エナメル質を守るには、フッ素剤の使用が効果的だと言われています。フッ素剤入りの歯磨きを使用しましょう。

歯の間も効率的に綺麗にしよう

歯周病の原因となる細菌は、もともと誰の口のなかにも棲みついている普通の細菌です。この細菌自体を怖がる必要はありません。細菌と聞いて怖くなってしまった人は、どうぞご安心ください。問題となるのは、食べ物の食べかすが歯や歯のあいだにこびりついて出来てしまった「プラーク(歯垢)」になります。
食べかすが蓄積してプラークになると、そこには口のなかの常住菌が棲みついて、急速に繁殖していってしまいます。細菌にたいして格好の餌を与えてしまっているわけです。プラークの溜まりやすい部分は、主に歯の根元や歯間。表面的に見てきれいに見えているようでも、ここに積もった歯垢は毎日少しずつ大きくなっていきます。歯垢が堆積して歯石になってしまうと、これはもう歯ブラシで落とすことはできなくなります。
歯の表面や根元、それとともに歯の間もよく掃除しておくことが重要になります。そのためには市販されているデンタルフロスや歯間ブラシを使用してください。100円ショップなどでも気軽に買うことができます。
もしも気がついたら痛くなっていた、そんなときにはすかさず歯医者さんへ。炎症を抑える薬を塗布すれば、2、3日でよくなります。